新型コロナウイルス感染症につきましては、3月17日に茨城県内で1例目となる感染者が確認されて以降、複数の感染者が確認されており、3月22日には、土浦市において県内4例目となる感染者が確認されました。
本市では、2月に「土浦市新型コロナウイルス感染症対策本部」を立ち上げ、国の要請に伴う学校の臨時休業や、イベント等の開催方針、施設利用の方針を決定するとともに、庁内の情報共有を図り、随時、対応策について検討を行い、市役所本庁舎、支所出張所、地区公民館へ手指消毒液を配置するなど、感染予防に努めてまいりました。
市民の皆様には引き続き、クラスター(集団感染)のリスクがある「換気が悪い」「多数が集まる密集状態」「間近で会話や発声をする場所」を避けていただくとともに、咳エチケットや手洗い等の徹底による予防にご理解とご協力をお願いいたします。
現在、全国的に感染経路が不明な患者が増え、無症状感染者を媒介した感染拡大も懸念されています。
このような状況の中で、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期が決定され、開催地である東京都では知事がロックダウン(都市封鎖)に言及するなど混乱が続いており、3月25日には東京都知事が緊急記者会見を実施し、都民に対して、今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけを行いました。
また、近隣の県も、都内への移動を避けるよう県民への要請を行う方向で調整を進めているとのことです。
茨城県においても、3月25日の知事定例記者会見で、都市部など感染が拡大している地域への移動を避けるとともに、テレワークによる在宅勤務や、フレックスタイムによる時差出勤等への協力を呼びかけています。
土浦市民の皆様におかれましても、都市部など感染拡大地域への移動については慎重に判断していただき、不要不急の外出を極力控えていただきますよう、感染拡大防止と早期収束に向けた取組へのご理解ご協力をお願いいたします。
令和2年3月26日 土浦市長 安藤 真理子